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MRE食べてみた(1)

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そんなこんなで、いろんないわくのあるMREを食べてみようと思います。 まずは、無難そうな『ナッツ・レーズン・ミックス』から行ってみます。 日本国内でも普通にある商品のような感じで、各種ナッツとレーズン、そしてM&M'sのような粒のチョコレートが入っています。 チョコのコーティングがすべて粉々に砕けているのは、気にしないことにしましょう。(苦笑) 変な味付けもなく、見た目通りの味で問題なく食べることができます。 MRE、そんなにビビらなくても大丈夫なのでしょうか……? 次は、『小麦パン』と『ピーナツバター』を試してみたいと思います。 んん……? パンはお尻の下にでも敷いたかのようにぺっちゃんこで、まるでふわふわ感がありません。 防腐用アルコールのにおいか微妙に酸っぱいにおいがするのも食欲を減退させます…… しかもちぎって食べてみると、もさもさで口の中の水分を全部持っていかれ、口内に張り付き、とても不快な感じにやられます。これは味とか言う以前の問題です。 ピーナツバターの方は、ちょっと脂っぽさが気になる以外はごく普通で問題ありませんが、パンのもさもさが最悪です。食べられないほどではなく、おなかを膨らませるだけならなんとかできますが、戦場でこれを食べることになるとずいぶん気力が低下しそうです。 続いて、似たようなイメージの『クラッカー』と『アップルソース』を試してみようと思います。(次回に続く)

MRE買いました!

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MRE、買いました。 MREというのは ”Meal,Ready-to-Eat” の略で、米軍の携帯食のことです。 『レーション』と呼ばれることもありますが、どうやらレーションはMREの前の規格のものを指すようです。しかし通じないわけでもないので、レーションと呼んでも差し支えないのかもしれません。  ミリタリー(軍事)系の趣味の方なら、一度は耳にし、一度は食べてみたいと思ったのではないでしょうか? しかし、噂では過酷な戦場で長持ちさせるために味は二の次になっているとか、激マズだとかいろんな話が広まっており、MREの名前も以下のように皮肉られたりしています。 Mr.E  (ミステリー) M eals,  R arely  E dible  (とても食べられたものじゃない食べ物) M eals  R ejected by the  E nemy  (敵からも拒否された食べ物) M eals  R ejected by  E veryone  (誰もが拒否した食べ物) M eals  R ejected by  E thiopians   (エチオピア人すら拒否した食べ物、1983年から1985年まで起きたエチオピア大飢饉に因む) M eal,  R eady to  E xcrete  (すぐ排泄できる食べ物) M orsels,  R egurgitated,  E viscerated  (吐き戻され、骨抜きにされた一口) M entally  R etarded  E dibles  (知恵遅れな食品) M aterials  R esembling  E dibles  (食べ物に似た何か) なんだか食べるのを躊躇してしまうほど酷い言われ方ですが、実際のところどんな味なのか試食してみたいと思います。 ヤフーオークションでかなり安く落札できたので、これから確かめていき たいと思います。 (注:オークションなどに出品されているMREは賞味・消費期限がわからない、怪しいものもあるので食べるのは結構リスクがあります) 第一印象としては『デカい』。 下に敷いているレターパックにいっぱいになるサイズです。 勝手にその半分ぐらいのサイズかと思っていたので、届いたときに驚きました。 小さいころ、親に買ってもらっていた学習誌の『○学○年生』の付録みたいに、中にいろいろ入っているよう

MICH ヘルメットの塗装

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ミリタリーコスプレアイテムとして、迷彩服や武器に続くキャッチーなアイテムがヘルメットではないでしょうか? ヘルメットがあることで、ぐっと兵士・戦闘員としての説得力が増し、何より 強そう に見えます。 近年のヘルメットも進化が続いており、防弾性能や拡張力の増強、軽量化など様々な面で性能が上がっており、目を見張るものがあります。 そのなかで、MICHヘルメットというのは、最新ではありませんが、ヘルメットとヘッドセットを同時に使うことを想定したデザインになっていたり、タクティカル志向の先駆けともいえる通好みのアイテムではないでしょうか。 私の家に、以前オークションで格安で落札したMICHヘルメットのレプリカがあります。 安かったのはとても良いことなのですが、色がオリーブドラブだったのです。 自分は一般海兵隊好きなため、海兵隊の色であるコヨーテ(またはタンやカーキ系)でないアイテムは、ちょっとテンションが下がってしまうということがまれにあり、困った性癖だと思っています(苦笑) そこでミリタリーアイテム塗装で有名なクライロンのスプレーを買おうとしたのですが、タイミングが合わず売り切れで買えなかったので、DIYの王道アサヒペンの『クリエイティブカラースプレー・メキシカンサンド(つや消し)』を購入し、塗装に使うことにしました。 ヘルメットからパーツを取り外して塗装します。 本体は砂地のようなざらつき加工がしてあり、なかなかリアルに見えます。500円ぐらいで落札できたのは安すぎる買い物だったと思います。(内側に "IDEAL MILITARY" の刻印がありました) このままでLE系装備や少し前のMARSOC装備などに使ってもいい感じでしょう。 元の色が濃いため、割と仕上がりに透けてきて影響しそうな気がしたので、薄く何回も乾燥させながら塗り重ねていきました。 晴れた日だったのもありますが、乾燥も早く、半日もかからず作業は完了です。 ミリタリー専用のカラーではないので、イメージと違う仕上がりにならないか不安でしたが、なかなかいい感じのコヨーテブラウン系に仕上がったのではないかと思います。FDE系よりは黄色・赤が強い感じ。TANよりは全体的に濃く、マットで海兵系で違和感のないイメージに仕上がったと思います。 ミリタリー系のスプレーなら2000円以上するものが多いです

スタビライザー/ブレースについて

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サバゲーマー、ガンマニアならM4カービンという銃を知らない方はいないと思います。 M4はM16というアサルトライフルをコンパクトにしたモデルですが、それだけでなく様々な改良がおこなわれ、機能を拡張するパーツも各種メーカーから無数に供給され、それらの組み合わせで作戦や個人の好みに合わせた柔軟な運用ができる素晴らしい汎用性を持っています。 M4のオプションパーツは、それこそ星の数のようにあるのですが、そのなかでもストック(銃床)は交換もしやすく、また見た目も大きく変わりやすいので、自分好みにカスタマイズした気分を味わいやすいパーツの一つかと思われます。 また、リトラクタブル(伸縮)機能のあるものは、個人の体格差や、ボディーアーマーを着脱した時などの構え方の変化にも対応でき、とても恩恵を感じやすい便利なパーツです。 そんな便利なストックですが、その中のジャンルに『スタビライザー/ブレース』と呼ばれるものがあるのはご存じでしょうか? 一見すると普通のストックと大して変わらないイメージですが、アメリカの銃規制のルール下では『ストック』と『スタビライザー/ブレース』は明確に違うものとされています。 細かいことは省きますが、グリップと分離し、構えるために銃を高機能化するストックを持つ銃を所持・使用するにはより高いレベルの許可と税金を必要とします。 ですが『ストックではない』パーツを持った銃であれば、それらの許可や税金の対象外となります。 『スタビライザー/ブレース』は、銃を肩に固定して構えやすくするパーツではなく、片腕を負傷したりして片腕で銃を扱わざるを得ない人のために、銃を『腕に沿わせて安定(スタビライズ)させる』パーツなのです。 そういうこともあって、『スタビライザー/ブレース』は通常のストックとは異なり、肩付けのためのバットプレートはなく、細い板状の形状だったり、腕を通すカフ形状だったりしています。 とはいえ、実質的には肩付けして使えてしまうものもあり、『脱法・脱税アイテム』だと新たな規制を呼んだり、ややこしいことになっているようです。 実銃のことはここまでとして、『スタビライザー/ブレース』は、よくあるストックとは一風違うシルエットで、それを使うことで世にあふれるM4の中でも、自分の物をより個性的に見せてくれる面白いアイテムだと思います。 私が購入したものは、SB-Tac

ダミーカートのお手軽メンテナンス

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 トイガン趣味をやっていると、興味が高じてオークションやフリマサイト、またはミリタリーショップなどで使用済み薬莢を入手された方も多いのではないかと思います。 以前の記事でも書いたように、薬莢は真鍮の筒にすぎず、大変シンプルな品物ではありますが、マニア的視点から見ると、その計算されたデザインから来る機能の意味を想像したり、それが実際に銃にこめられ火薬が爆発して弾頭が発射され、ブローバックした銃から薬莢がはじき出されて金属音を立てながら床に転がるシーンを夢想したりして ロマン を感じたりするのではないでしょうか(苦笑) 薬莢はたいてい真鍮でできていて、磨くと大変きれいな金色に輝きますが、数日もすると結構簡単に曇ってしまい、骨董の仏像みたいなくすんだ色になってしまいます。 それはそれで古美術品のようで渋いとも言えなくもないので、そちらの方向で楽しむのもありかと思いますが、今回はお手軽に磨いて光らせてみたいと思います。 今回用意したのは、ブローニングM2機関砲の弾丸、.50BMG弾の薬莢です。 比較用に5円玉も並べていますが、大変大きな薬莢で存在感があります。 以前にオークションで入手後、放置していたもので、表面はくすんでマットな状態になっています。 アメリカで射撃をされている人や国内で猟銃をされている人の中には、自分で使用済み薬莢をメンテナンスして再利用される方もいるかと思います。 そういう方は、専用の薬莢研磨機(ケースタンブラー)というものを持っていて、洗剤のしみ込んだ木のチップと薬莢を洗濯機のような回転する筒の中でまわして、薬莢をとてもきれいに研磨できるそうです。 またちょっと金工などをされる方であればモーターツールなどで研磨すれば、あっという間に金属をピカピカにできるのではないでしょうか。 私はどちらも持っていないので、不肖人力だけでやっていきたいと思います。 台所へ行き、クレンザーをタワシにつけて、手で5分~10分ほど磨いたものになります。 さすがに鏡面にまではできませんが、光を反射するようになりとても気分がいいです。 金属磨き専用のピカールというペースト状研磨剤だともっときれいにできるかもしれませんが、今回はなるべく手間もお金もかけない方向なので、台所に以前からあったものだけで磨きました。 きれいになりこれで完成といきたいのですが、このままだとすぐに手の汗や湿気

ダミーカートについて

少し前から話題にはなっていましたが、、とうとう本格的にヤフーオークションから、実物薬莢・弾頭使用のダミーカートの取り扱いが排除されたようですね。 モデルガンの純正パーツなど最初からトイ用に作られたものなどはOKなようですが、海外から輸入したり国内での猟などで使用したものなど、実物の流用品は薬莢や弾頭単体も組み合わせたものも取り扱いができなくなったようです。 つい先日、自作銃による犯罪なんかも発生していましたね。 あれは実物薬莢や弾頭の流用はされていなかったようですが、もともと銃刀法的な観点からもそういった犯罪に流用されかねない懸念は強かったのではないかと思います。 とはいえ、弾頭も薬莢も大抵のものはほぼ金属の塊にすぎません。弾頭は鉛を銅で覆ったものですし、薬莢は真鍮の筒です。ごくごく単純な部品でこれを禁じるなら、ネジや鉄パイプなんかも禁じないといけないレベルではないかと言われたりしますが、感情論ではなく現実的に考えたら、ホームセンターからネジや鉄パイプを排除するようなことはあり得ないと言えるでしょう。 また今回のオークションからの排除というのは、以前から検討されていたヤフーオークション内での出品ルール改正によるものであり、銃刀法などの法律が改正されたとか、、警察などが介入したり圧力をかけてやめさせたというものではないようです。 そうはいうものの、法を守って安全に楽しんでいる趣味人としては手軽な入手ルートが断ち切られ、残念な限りです。 そうは言うものの国内取り扱いが全面禁止になったわけではないので、入手不可能というわけではないので、手間など掛かってもなんとかこの趣味を続けられたらと思いますし、さらなる排除や規制を呼ばないためにも、法やマナーは考えてやっていきたいですね。

ブログ始めました。

ミリタリー、実銃、トイガン、模型(ガンプラなど)、その他おもちゃ、裁縫、造形など、雑多にゆるーくオタク的なことを語っていきたいと思っています。