MRE買いました!
MRE、買いました。
MREというのは ”Meal,Ready-to-Eat” の略で、米軍の携帯食のことです。
『レーション』と呼ばれることもありますが、どうやらレーションはMREの前の規格のものを指すようです。しかし通じないわけでもないので、レーションと呼んでも差し支えないのかもしれません。
ミリタリー(軍事)系の趣味の方なら、一度は耳にし、一度は食べてみたいと思ったのではないでしょうか?
しかし、噂では過酷な戦場で長持ちさせるために味は二の次になっているとか、激マズだとかいろんな話が広まっており、MREの名前も以下のように皮肉られたりしています。
- Mr.E (ミステリー)
- Meals, Rarely Edible (とても食べられたものじゃない食べ物)
- Meals Rejected by the Enemy (敵からも拒否された食べ物)
- Meals Rejected by Everyone (誰もが拒否した食べ物)
- Meals Rejected by Ethiopians (エチオピア人すら拒否した食べ物、1983年から1985年まで起きたエチオピア大飢饉に因む)
- Meal, Ready to Excrete (すぐ排泄できる食べ物)
- Morsels, Regurgitated, Eviscerated (吐き戻され、骨抜きにされた一口)
- Mentally Retarded Edibles (知恵遅れな食品)
- Materials Resembling Edibles (食べ物に似た何か)
なんだか食べるのを躊躇してしまうほど酷い言われ方ですが、実際のところどんな味なのか試食してみたいと思います。
ヤフーオークションでかなり安く落札できたので、これから確かめていきたいと思います。
(注:オークションなどに出品されているMREは賞味・消費期限がわからない、怪しいものもあるので食べるのは結構リスクがあります)
第一印象としては『デカい』。
下に敷いているレターパックにいっぱいになるサイズです。
勝手にその半分ぐらいのサイズかと思っていたので、届いたときに驚きました。
小さいころ、親に買ってもらっていた学習誌の『○学○年生』の付録みたいに、中にいろいろ入っているようでワクワクします。
開封して中身を確認していきましょう。
まずは……
メインディッシュで、パッケージの表にも印字してある、『ベジタブル・クランブルズ with パスタ・イン・タコ・スタイルソース』と、それを温めるための簡易ヒーターです。
画像の右側の無地のパウチがパスタ、左の段ボールと袋がヒーターになります。
袋に水を入れてヒーター(ホッカイロっぽいもの)を浸すと発熱する仕組みなようです。
無機的で地味で、まるで食糧関係の物品とは思えないそっけなさが、不安を煽ります(苦笑)。
お次は左上から、『クラッカー』、『小麦パン』、『ピーナツバター』、『アップルソース』になります。それぞれ好きなペーストを塗って食べろということでしょうか。
アップルソースのパウチのデザインが、食品というよりは医療用の点滴みたいで食欲をそそりませんね……(苦笑)。
次は『バニラ・カプチーノ』と『ナッツ・レーズン・ミックス』
カプチーノは粉が入っていて、袋の半分まで水かお湯を入れてシェイクして作るみたいです。
ミックスの方は、まんま粒々が入ってる感じです。
最後はこまごましたもの。『塩』、『チリソース』、『タオル』、『ナプキン』、『粒ガム』、『粉ジュースの素』が入った小袋とスプーンです。
粉ジュースがなかなか地雷っぽいですが、どうでしょう? 胸が高鳴りますね!(苦笑)。
実食のレポートは次回の更新時に行いたいと思います。
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